季節の薬膳スープ はじめました。 

 

この春より、kurumiでは季節の薬膳スープをはじめました。

今、私達現代人の大半は「半健康状態」であると言われています。

専門用語でいわゆる「未病」と言われるものです。

よく女性は冷え性や肩こり等の症状を抱えていたりします。

また特別何かの病気ではないけれど、なんだか調子が悪かったり、

それが何かの病気になる前の状態であったりもします。

全くなんにも問題なく健康に過ごせている人の方が少ないのではないでしょうか?

その原因は様々で、もともとの体質や生活環境、仕事やストレス、睡眠不足等

いろいろとあるかと思います。 

皆さんは今、身体の状態はいかがですか? 気になる症状はないですか??

それらの改善方法は適度な睡眠や休養、運動等の日常生活の見直しからになりますが、

特にその中でもどんな食事をするかが大切かと思っています。

 

私たちの身体を作るのは、毎日の食べ物が一番大きな影響をもたらすと考えられています。

食生活の乱れがいわゆる現代病というものに繋がったりもするからです。

毎日の食事をできるだけ大事にして、健康な状態に少しでも戻す為の方法を漢方では

「食養生」と言います。kurumiはもともとこの食養生にも繋がる、日本古来からの

食生活「玄米菜食」や「地産地消」をベースにしたメニューを取り入れていましたが、

今回漢方の知識を得る事によって、この辺の考えがすんなりと繋がる事に気づきましたので、

この春より、より健康的になるような+αな食材や知識をもとに新たに薬膳スープなどを

メニューとして取り入れ、提供していくことにしました。

 

漢方とは… 

漢方と聞くとなんだか苦い『漢方薬』のイメージが強いと思います。

私もそうでしたが実はこれ漢方の中の一つで、例えば鍼灸、按摩、気功、養生、

そして薬膳も漢方の中に含まれるんです。

もともと私達には自然治癒力というのが備わっていて、それを最大限に活かし、

「病気にならない為の身体作りをする事」が漢方の基本的な考えなんです。

また、身体だけではなくて心身共に健康でいる事も漢方の大事な考え方の一つです。

 

『養生』というのは読んで字のごとく「生(生命)を養う」という事で、

毎日の暮らしの中で、自分の身体をいたわり、今よりももっと元気になるように

自分自身に働きかける事なんです。

例えば「今日は寒いから、温かいお風呂に入ろう」とか「何か温かいものを食べよう」等と

冷えた体を温めようとすることもそうですし、「今日は疲れているからマッサージに行こう」

とか、「ゆっくり休んで何か元気になるものを食べよう」とかそんな日常的な事なんです。

きっと皆さんも日々の生活の中で、自然とそういう事を何かしらしていると思います。

それは自分自身が今よりももっと元気になる為に…。それが漢方でいう『養生』になるんです。

 

また『薬膳』というと、生薬を入れた薬膳鍋や参鶏湯などのイメージが強いと思いますが

特別な生薬を使わずに、普段使っている食材だけでも薬膳は作れるのです。

これは「薬食同源」という言葉があり、食べ物は薬のような効果が期待できると考えられ、

またその作用も優しいので、季節やその人の体質に合ったものなどを組み合わせながら、

毎日の食事の中に取り入れていくことができ、それが体質改善にも繋がる為「食養生」や

「薬膳」になるのです。(薬膳は食養生よりもさらに病気の回復を目的とするものです。)

ただし、中には体質に合わないものや食材によっては注意点が必要なものもあります。

また生薬の中には薬にもなるし、使い方を間違えると毒になるようなものもあります。

漢方はその辺が難しいところでもあり、その為の知識や勉強が必要になります。

特に薬効性の高い漢方薬は体質に合わないと副作用を起こしてしまう可能性もあるので、

必ず専門家に相談しながらきちんと処方してもらう事が望ましいのです。

 

健康で無いとなんにもできません。どんどんと医学は進化していきますが、

病気になるとそれなりのリスクを背負ってしまいます。

病気になる要因は様々ですが、日々の生活の中に少しでも漢方の要素を取りれて、

なるべく病気にならない身体作りを一緒に目指していければないいなと思っています。 

 

                                 2014.3.15